Point 1 : 業務の「リアル運用」を体系化します
○ : 使われない仕組みを廃し「現場重視」の規定ルールへ改善
× : 審査直前に更新する「スキル表」「購買先評価表」...
提案: 改訂せずに「業務が回わる」なら その仕組みを標準にしましょう。
ISO9001・14001改定への対応から数年経ち「定期審査」を迎えるものの『期待ほどパッとしない』と感じてる組織も多いと思います。
私自身「多くのISO審査や運用スタイルは、未だに旧態然だなぁ」と感じています... 愉しくない顔が多いから(笑)
多様な業界で数百の審査や上位層から現場に至る階層のコンサル・研修を通じて「現地現物:リアリズムの重要性」を〔なぜ、やるか?〕という問いかけを通じて「相手の満足と笑顔」に繋げて来ましたが、その「パワー源とアウトプット」を、ここでは紹介したいと思います。
2015年改定は「従来の延長+原点回帰」です...ゆえに 組織の将来を担うポイント になります。
○ : 使われない仕組みを廃し「現場重視」の規定ルールへ改善
× : 審査直前に更新する「スキル表」「購買先評価表」...
提案: 改訂せずに「業務が回わる」なら その仕組みを標準にしましょう。
○ : 改善アプローチは「現場」こそが起点... 現場と対話しましょう
× : 要求事項への「無駄な奉仕」... 管理奴隷では無いですか?
提案: 組織と要員の「自主性」を重視し、ヤル気を引き出しましょう。
組織で実際に機能している「プロセスの体系を俯瞰できる」ことが プロセス体系図の本当の役目 と考えますが、どの組織で審査しても「何とな~くプロセスを矢印で結んである、審査でしか使わない(審査でも使わない:笑)書類」に陥ってるケースが大半です... 貴社はどうですか?
マネジメント・プロセス適応図
過去に色々と悩んだ方 にこそ、使って頂けるフォームです。アイディア(著作)は当方ですが デザイン特許 無し なので、ご自由にアレンジしてみてください。
※ 画面クリックで サンプル(2017年改訂)を閲覧
「管理責任者・マニュアル」への 上位一極 集中型管理 から「プロセス・アプローチ」という 適地適応 分散型管理 への移行が進んでいますが パフォーマンス保証の分散化:ブロック・チェーン と共通の時代背景と思われます。
プロセス管理シート(プロセス・アプローチ)
エコ・プロセス管理シート(プロセス・アプローチ)
過去に色々と悩んだ方 にこそ、使って頂けるフォームです。アイディア(著作)は当方ですが デザイン特許 無し なので、ご自由にアレンジしてみてください。
※ 画面クリックで サンプル(2019年改訂)を閲覧
「プロセス・アプローチ」は重要な考え方ですが 小さな組織は 代表者が管理責任者 という方がスピーディだろうと考えています。
マニュアル不要:組織に即す文書化 で良いのですから 規格コピペは 止めましょう ...「マニュアル文面が規格と違うから不適合」という審査員は(ハッキリ言って)引退して下さい(笑)
上の図は 私が(2015年改訂より前に)使っている「EMS ガイドライン」の抜粋です。
ギター演奏に例えるなら コードだけ弾けても 曲が奏でられる訳では無い、のですから...
インプットをアウトプットに変換する 付加価値機能
想定と異なる結果が出たら 機能にバラつきがある
リスクが結果に影響するが チャンスにもなりうる
値が大きくなる様に機能Fを高めるのが 継続的改善
以下は、私自身が(以前から)問うている命題です... 正解はありませんが、考えることには意味があると思っています。
「文書化要求がゼロ」だったとしたら「ISOやってる会社とやってない会社」の違いは、何か?
違い(がもたらすメリット)が無いなら「お金を払ってまで運用する意味、ありますか?」
※顧客や免許の要求なら仕方ないでしょうが...